2020/9/16(水)

 何も考えない方がいいのかもしれない。今日診断書を支店長に提出した。話も聞いてもらったししてくれた。薬を飲みすぎたことも伝えてしまった。その話も含めて上まで伝わったのか、今日は会社を早退になった。なったらなったで不安だ。不安でいっぱいだ。やるべきことやる予定だったことが残ったまま、周りの目、他の人への負担、これからどうなるのか、そんなことが混じり混じって不安だ。何も考えない方がいいのかもしれない。だから、何か別のことをした方がいいのかもしれない。音楽をきいたほうがいいのかもしれない。本を読んだ方がいいのかもしれない。お酒を飲んだ方がいいのかもしれない。映画をみたほうがいいのかもしれない。タバコを吸った方がいいのかもしれない。洗濯物を畳んだ方がいいのかもしれない。ギターを弾いた方がいいのかもしれない。曲を作った方がいいのかもしれない。かもしれない。

 自分を生へ繋ぎとめるもの、生が自分を繋ぎとめるもの、なんなのか。考えた方がいいのかもしれない。握った繋がりをぱっと離してしまいそうなのかもしれない。誰かに話した方がいいのかもしれない。かもしれない。

 そんな不安の中で、石苔むすの歌詞を固めてみた。口に出して読み上げると、なんだか感情が昂る。小さな炎がゆらゆらと大きくなる感じ。今の状況も相まって、早く形にしたい気持ちが逸る。これは自分で歌メロも考えて自分で歌いたい。この気持ちにまで苔を生やしてはいけないな。もうポエトリーリーディングでもいいかもしれない。曲の最後の方にわーっと。それなら音痴でもギリギリなんとかなるかもしれない。吐き出したい。

 明日からはどうなるのだろう。まだ始まったばかりの社会人生活なのだけれど、こんな状況になってしまった。心が弱くて、ごめんなさい。でも、こんな形ではあるけれども、前へ進めたんだ。以前よりかは、一歩前へ。後ろに踏み出したのかもしれないけれど、とにかく進み始めた。これからどうなっていくのだろうか、ちゃんと自分で考えて1日を過ごさないといけない。自分にとって良い方向へ持っていきたい。