2020/1/24(金)

 見知らぬ街の見知らぬ道を通って見知らぬおうちへ帰る。全然馴染みのない道だけど、入ったこともないお店の前を通るけど、会社で用意してくれた家へはちゃんと辿り着ける。変な感じだ。こんな知らない街を知った風に歩いてさも自分の家かのように帰路に着く。なんか馬鹿みたいだな。

 約束の時間なんてものはないけれど、間に合うのかな。窓をきいて思う。間に合うのかな。間に合うとかそういう概念すらあるのかないのか定かではないけれど、間に合いたい。進みたい、進んでいきたい。

 

 今日は同期と飲んだ。やはり営業の2人は大変そうでしんどそうだ。同じだ。そりゃどんどん人が辞めるわけだ。自分を疑えよ、いる人たちよ。つい薬を飲んでることを口走っちゃったけど、いつものように明るく振る舞った。まずいことを言うときはなるべく明るく振る舞ってしまうのが、悪いのかいいのかわからないくせだ。年末あたりがしんどかったのも言ったけど、同期も同じだったみたいだ。大変だ、働くって大変だ。難しいな、将来なんか見えやしない。なんとか日々をやり過ごす毎日です。今日はとても楽しかった。よかった。みんなにありがとうと言いたい。いえばよかった。お礼。僕も普通に普通の励ましの言葉を口から出したい。そこに抵抗があるんだよな。気安くがんばれとかはいえない。相手の状況が100%わかってないから。別れ際の彼女みたく優しい言葉を僕もかけられたらなあ。成長したい。