2020/1/25(土)

 GEZANを見た。ゲザンがいた。4.5歩踏み出せばハグができそうな距離にゲザンが、マヒトゥ・ザ・ピーポーが確かにいた。もうすぐ始まる、後数分後には確実にゲザンがみられる。そんな事実を頭の中で何度も繰り返していた。一曲目はwasted youthだった。初めから前の方にいたけど、曲が始まった瞬間に後ろからすごい押されてほぼ1番前まで行けた。2曲目はAmbient red。3曲目は多分、赤曜日、からの東京。4曲目は忘炎。最後はDNAだった。とても良かった。マヒトゥザピーポー本物の口から本物のGEZANから曲がききたかった。きけてよかった。特に東京。最近YouTubeにあげてた新曲、特にこれがききたかったんだよ〜。「政治と聞いて1番初めに思い浮かぶのが〜」のところと「東京 言葉にして最初のイメージ〜」のところにグッとくる。ききたかった、きけた。DNAの時は、「曲の中でだったら〜」のところで、なんでだか詩の意味が腑に落ちた気がした。あの感覚はなんだったんだろうな。本人の説得力。ずっとかっこよかった、GEZAN。最後の方のMCで、「SNSでバッドなニュースが毎日流れて気分も落ち込む、でもそんな中でも生き抜いていく」というようなことを言っていた。俺も生き抜くぞ!這ってでも!というような強い気持ちが湧き上がってきた。そんな気持ちになれたことに驚きで嬉しい。そんな気持ちがずっと続いていく自信はないけれど、そういう形の切れ端が自分の中にあって、それがゲザンの言葉に共鳴したことが嬉しいんです。強かった。彼らはとても強くてまっすぐで、世界一赤色が似合う人達だった。何回でも目の当たりにしたい。