2021/6/22(火)

 今日から、というか昨日から夜勤が始まった。やはり長年染み付いた体の生活リズムには完全には抗えない。深夜は眠たくなるし時間が経つにつれ体の操作性は鈍くなっていく。早くこのリズムに頭と体を納得させなければならない。こればかりは、頭で考えるだけではどうしようも無い。1日1日を積んでいかないと。

 この先どうなるかなんてわからない。今はまだ最初だから、教えてもらっている段階だから。この先が大丈夫になるために、必死に考えて選んでいる。会話の一つ一つから、少ない経験則と、まだ出会って日の浅い人達の性格とか感じ方の推測と、反射で、数ある選択肢の中から一つに飛びついている。これらが正解だったか不正解だったかわかるのは当分先の話だ。わからない。なんとか正解を紡いで大丈夫な未来を迎えられるようにしたいものだ。あの人たちの頭の中のボーダーラインを下回らないよう、考えて見極めて、そんなフリをしていかなくてはならない。今日のあれはだめだったなとか、あそこは良かったなとか振り返ったりもする。飛びついた選択肢の実績はどんどんついていっている。あの人たちの中で私という人が形作られていく。なんとか良いもの、悪くないものにしなければ。必死である。緊張を解いてはならない。常に張り詰めて目を配らせて考えて行動しなくてはならない。自分の時間を大きすぎる不安に侵食されて動けなくなってはならない、なりたくない。明日も、頑張るぞ。