2021/7/2(金)

 暗くてわからない。ボソリと1人家の中で呟いた言葉。ふわふわ宙を漂って跳ね返って自分に染みる。暗くてジンをコップに入れすぎたから呟いてみたけど、暗いからわからないのか。あの頃は暗かったのかな。一寸先の闇の中、なんて歌詞にしてみてるから、暗くてわからなかったんだろうな。暗いとわからない。僕らの目は暗さに慣れてはいない。いつだって明かりが必要だ。早く自分の曲をやりたい。8月までには形にしてYouTubeにあげたいと思っている。練習、練習しないとだ。あげたところで何かが起こるわけではないけれど、今したいことをして、それができたらまた先に進めると思う。最近は曲を作っていなくて、できている曲を自分の中から外に出したいと思っていることが大きい。アウトプットは大事だ。これを行うことによって、また先へ進めるように思う。今自分がやりたいことをやるべきだと思う。死は隣人だ、いつやってくるかわからない、できるだけ早く生を終えたい、そんなことを毎日毎日思っていたら、それが真実で絶対そうなると思い込んでしまいそうだ。そうなってもいいと思う。死を感じて、今生きているこの生をひたすら精一杯生きれたらなと思う。だから急いでいる、焦っている。だけれども、焦りは禁物だ。焦って本当にやらなければいけないことをやらないということはあってはならない。焦らず、急ぐ。それは、やるべきことを確実に行うかつそれを早く行えることだと思う。丁寧にやらなければいけないことを確認して、それの実現のために素早く動く、そうしたい。だから今自分のやりたいことを早く冷静に的確に満足できるような形でやりたい。焦り過ぎは禁物だ。焦って周りが見えなくなってはならない。考えるべきことをおざなりにしてはいけない。考えて考えてしたいことやるべきことを確実に見つけて行って、生きていかなくては。残された時間は少ない。今まで生きてきた年月を考えると本当に少ない。だからこそ、今を生きて瞬間を捉えて形にしていかなくてはならない。自分の音楽が認められようが認められまいがそんなことは二の次だ。自分のしたいことを100%に近い形でどれだけできるかが肝要だ。結局今自分がやりたいと思っていることは、自分が納得できなければ意味がないのだ。逆に言えば、誰にも認められなくても自分が納得できればそれでいいのだ。今自分が考える最善の形で最適解で行えればそれでいいのだ。自分で納得できなければいけないのだ。だからこそ、そのために必要なものをかき集めて不必要なものは削っていかなくてはならないのだ。他人に合わせていてはだめだ。自分が、自分がって、とてもエゴの塊だけれども、こんなことをやっているのだからしょうがない。それが1番だと思う。共感や感動を得られたのなら儲けものだ。そうであったらそれはそれで嬉しいけれども。やはり一番大事なのは自分がしたい形でできることだ。そうでなくては意味がない。やるぞやるぞ。やりたいしやらなければならないぞ。

 

 できればこのままずっと、これくらいの酔っ払い加減でおりたい。音楽が沁みて、本が沁みて、いろいろかんがえられて、これくらいでいたい。シラフでなんか生きてられないよ。お酒、少し頭が緩くなったくらいが丁度いい。複雑なしがらみが解けて、自分が考えたいことを真っ直ぐに考えられる今が心地よい。でもこの考えは、シラフの日々があるからなんだよな。あらゆる瞬間や経験が全て自分の肥やしになっている。何かが欠けていたらとかそんなんじゃなくて、着実に過ごしてきた今があって考えがある。過去があって今がある。積み重なってきた今がある。今の積み重ねだ。それがあるから今が大事だと思える。最新、最前線が大事でそこで発出していないといけないと思える。最前線はそれまでのものすべての上に成り立っている。どんどん今を積み重ねていかなくてはならない。バランスを崩して全てが崩れ去ってしまいそうな時もあるかもしれないけれど、グラグラのバランスでなんとか最前線で生きている。そのグラグラの上で鳴らしたい。どんなに不恰好で不細工だとしても、これが自分の最前線だ。今をならせ。いま、いま!いまだ、形にしなくては。