「憂鬱を切って混ぜるような日々はいつまでも続いていく」。その通りなそんな日々だ。切って混ぜて食べて飲んでお腹を痛くしている。多分、そんな日々は死ぬまで続いていくんだろうな。弱気で根暗で内気な自己だから。お腹を痛くしてトイレにこもって出したり吐いたりしてなんとか日々を過ごす。
だけどやはり今は、ましだ。休んでるので。今日は最近読んだ本の数なんか数えたりしてた。10月の中旬から毎日ではないけれどリハビリを兼ねて図書館に行くようになって、以前よりかは本を読んでいる。主に小説。本というのは、素敵で偉大だ。1人の人が、あれだけ壮大な物語や、1人や幾人かの心情を細かく丁寧に煌びやかに綴っている。他人の人生を垣間見ているような心地になれる。自分にはないものの捉え方、というか言葉での表し方、職人技だなと思う。職人技はとても好きだ。あの洗練された動き、表し方、なんでも見ていて感動する。それが何であるかは問わず、その洗練されたことそのものに感動する。
明日はClimb The Mindの新しいアルバムに入っている一曲を公開するらしい。とても楽しみだ。このバンドの曲も、その域にあると思う。僕が生まれたのと同じくらいの時からバンドをしてて、それはもうその域であると思う。現に曲をきいてとても、とても、好きだ。きっとあの人たちにも色々な紆余曲折があって、いろんなものを取り込んで、生活して、積んできているのだと思う。僕なんかには想像もし難いような人生があって、あの曲たちがあるのだと思う。そんな人たちが出す新しい曲たち。楽しみで仕方がない。その日までは生きていたいと思う。その人たちの最前線をこの身で感じられるのだ。アルバムとして収録されて発表される時点で過去のものにはなるだろうけれども、少なくとも自分が感じられる最前線だ。とても楽しみ。
